VPN用語解説

プロバイダ

プロバイダ(ISP)

インターネットに接続する機器に、固有の識別番号「IPアドレス」を割り当てをする事業者を「インターネットサービスプロバイダ」と呼び、それを略して「プロバイダ」と呼びます。

IPアドレスとは、いわばインターネット上の住所や電話番号のようなものです。例えば電話をかける時には、自分の番号も相手の番号も所有者が決まっているため、安心して電話をかけることができます。

その電話番号は電話会社によって決められますが、その電話会社の役目がインターネットでは「プロバイダ」業者ということになります。

日本のISP

もともとアメリカの大学や企業の研究機関同士が、情報を共有する目的で始まったインターネット。ネットワークの拡大とともに、そこに接続する方法も変化していき、現在のTCP/IP通信プロトコルを用いた方法が主流となったのは1991年以降のことです。

そこから商用インターネットサービスプロバイダ「ISP」が多数生まれ、事業を開始していきました。

日本では、1993年にTWICSが個人向けとして初のサービスを開始し、1996年には当時NTTが直営で行なっていたOCNが全国的なアクセスポイントの拡充を行い日本でもインターネットが生活必須なインフラとして認知される用になりました。

現在では、通信系の会社や電機メーカー以外にも、鉄道会社や電力会社、さらにはケーブルテレビや、地域に特化したISPなど多数の事業者が存在しています。

OCN

上記のように多数のISP事業者がありますが、固定IPサービスやVPNなど、幅広いサービス展開をしている会社は数社に絞られます。

その中でもOCNはNTTコミュニケーションズが運営していることもあり、信頼性が抜群です。

OCNが提供する固定IPアドレス https://tryvpn.net/

個人向けサービスは主にインターネット接続サービスやIP電話、VPNなどですが、法人向けにはホスティングサービスからVPN、固定IPアドレス、クラウド環境構築まで幅広い対応となっています。

また、データセンターも最先端のものを備えているので、信頼性の高いネットワークの構築が可能となっています。